極!!モーツァルト塾

自称サックス吹きが音楽について色々と語ります。洋楽多めです。

Beatles 『Help!』

こんにちは。

最近コロナ騒ぎもあって仕事が忙しくなってきており、中々ブログを書く暇がありません。

そんな中、ふとこの曲を思い出しました。  

Help!〜大人になればなるほどわかるこの気持ち〜

HELP!-STEREO REMASTERE

HELP!-STEREO REMASTERE

  • アーティスト:BEATLES
  • 発売日: 2009/09/09
  • メディア: CD

(Help!) I need somebody
(助けて!)僕には誰かが必要なんだ
(Help!) Not just anybody
(助けて!)誰でもいいわけじゃないけれど
(Help!) You know I need someone
(助けて!)君は僕が誰かを必要としてるかを知ってるだろう
(Help!)

When I was younger so much younger than today
僕がまだ今よりもはるかに若かった頃
I never needed anybody's help in any way
誰かの助けなんか全く必要無かったんだ
But now these days are gone, I'm not so self assured
でもそんな日々は過ぎ去って、今は自分に自信が無くなって来たんだ
Now I find I've changed my mind and opened up the doors
今はそんな考えを改めてドアを開くことにしたんだ

Help me if you can, I'm feeling down
できることなら助けてほしい、僕は気分が落ち込んでるんだ
And I do appreciate you being 'round
そして君が側にいてくれることに感謝しているんだ
Help me get my feet back on the ground
地に足が付くまで助けて欲しい
Won't you please, please help me?
頼むから助けて欲しいんだ

言わずと知れたBeatlesの一曲。
子どもの頃や若い頃って、なにかと「自分ってすごい奴なのでは⁈」みたいな謎の全能感を抱くことがありますよね。中二病なんて言葉もあるくらいですから、多分結構な人にそう感じる瞬間があると思います。まさしくこの歌詞のように、誰の助けなんか必要ないと感じるくらいに…

でもそれって実は周りの人達が知らず知らずのうちに助けてくれていたり、若いからと大目に見てもらっていたからなんとかなっていただけなのですよね。実際は実力もないのに"何とかなってしまっていた"から全能感を感じてしまう。

そんな日々が過ぎ去って大人の仲間入りを果たすと、いよいよ周りが助けてくれなくなります。自立生活のスタートです。大人になるといかに自分が周りから助けられていたのかを実感します。こんなことも出来なかったんだという絶望に打ちひしがれることなんてよくありますね。

そんな時にこの曲のように「Help!」と叫びたくなります。やっぱりダメダメな自分を助けて欲しいと。

でもそこは大人。自分で何とかするしかないのです。そこを理解し始めると、この歌詞の内容に共感できるようになってくる気がします。「Help!」という曲はそんな自分がいかに周りから助けられていたのか、というメッセージを伝えてくれているのです。

そういえばセブン&アイでも流れてた気が

余談ですが、セブン&アイに行くとたまにこの曲が流れているのを耳にします。

ただの店内放送なのかな〜と思っていたのですが、噂によると「レジが混んできたのでヘルプ下さい!」のサインみたいです。業務連絡をそのまま言うのではなく、ミュージックで伝えるというのは中々面白いですね。

(他にも色々あるみたいですが、忘れました)


そんな感じで、ふと周りの人達の助けに感謝したいと思った今日この頃です。