奇人?天才?その名もヴォルフガング=アマデウス =モーツァルト!
こんにちは。
今回は少々下品かつショッキングな内容のため、ご注意下さい。
超然たる天才、モーツァルト
皆さんはモーツァルトと言う人物をご存知でしょうか?学生時代、音楽の授業で度々取り上げられることもあるので、ご存知の方も多いかもしれません。あるいは、音楽室にこんな肖像画が飾られていたかもしれません。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト - パブリックドメインQ:著作権フリー画像素材集
いかにも超然たる天才、非の打ちどころのない知的なエリートといったイメージですよね。
僕もずっとそんな印象を持っていました。
そんなモーツァルトですが、とある映画を観て、そのイメージが一気に崩れ去りました。
『アマデウス 』という映画を観てから。。。
その男、愛すべきバカなり
- 発売日: 2010/04/21
- メディア: Blu-ray
時は1700年代後半、一人の男がこの世にうまれます。その名も、ヴォルフガング=アマデウス=モーツァルト。
モーツァルトはその天賦の才能を欲しいままにしながらも、その奇天烈なキャラクターと品行方正とは程遠い素性から、人々から馬鹿にされる存在でした。あまりにも非常識なため、職にもまともにありつけず、人々から物乞いをするに近いような状態でした。
しかし、ある一人の男は違いました。宮廷学長のアントニオ・サリエリだけは、モーツァルトの才能に気付いていたのです。サリエリは宮廷音楽家として長年のキャリアを持つベテランでした。故に、モーツァルトの才能を理解することができる人物でした。サリエリは一抹の不安を覚えます。「この男は私を超える才能の持ち主なのではないか?」と。
また、モーツァルトは数々の浮名を流すことでも有名でした。サリエリが密かに恋心を寄せる、とあるオペラ歌手もその例に漏れず、モーツァルトは手を出していたのです!
サリエリはその音楽的な才能だけでなく、密かに恋心を寄せる女性までモーツァルトに先を越されてしまうのでした。
そしてある日、事件がおきます。モーツァルトの妻コンスタンツェは、こっそりとサリエリの家を訪れていました。モーツァルトを音楽教師として推薦するために。そしてその手にはモーツァルトの直筆の楽譜が…初めて目にするモーツァルトの譜面。それを手に取ったサリエリは確信しました。
「この男は本物だ。天はこの男に神の声を与えたのだ」
※そしてその裏でなんとこの男!サリエリ先生の渾身の力作を、あろうことか皇帝陛下の目の前で勝手にアレンジし始めるばかりか、「こっちのアレンジの方がいいぜ!」とまくし立てるのです!(本人に悪気は無い)。
※映画『アマデウス 』より引用させていただきました。
モーツァルト「みんなー!こっちのアレンジの方がいいぜ!イェーイ!!👍」
サリエリ先生「は?(全キレ)」
努力の神、サリエリ先生も流石にこの外道とも呼べる行為に怒りを抑えきれません。
そうです!このモーツァルトという男は究極的なアホなのです!しかし、なまじモーツァルトの才能を理解出来てしまうため、その才能への嫉妬に狂い始めます。
ここから、サリエリ先生の悲劇が始まるのですが、このお話は本編をご視聴ください。
モーツァルトが放つ渾身の問題作『俺の尻を舐めろ』
『アマデウス』のようなモーツァルト像はフィクションも入っているようですが、決してそれは間違いではなかったようです。
そのエピソードの一つして、とある曲を取り上げたいと思います。
この音楽家頭おかしいですよ!タイトルが!
実の所、サリエリ先生がモーツァルトに嫉妬していたという話はフィクションなのですが、モーツァルト自身が「サリエリに毒を盛られた」などと吹聴し、そのままこの世を去ってしまったばかりにサリエリ先生にあらぬ疑いをかけられたとのこと。
そしてアマデウスのような映画の影響で「サリエリ嫉妬説」を生み出す原因となってしまったようです。
幸か不幸か?死ぬ間際にレクイエムを作曲し伝説となった男
この男、最期に作曲したのが『レクイエム』だったばかりに、"死を覚悟しレクイエムを作曲した"という謎の伝説がエピソードとして残っているそうです。本当は依頼されて作っただけなのらしいですが。。
ともあれ謎のエピソードが多いのがモーツァルトなのですが、作曲家としては短命で35歳という若さで命を落としてしまいます。
もっと長生きして曲作れよ!と言いたいのですが、こればかりは仕方ありませんね。。