ボサノバ×ニューウェイブ "Nouvelle Vague"
こんにちは。
今日はボサノバアーティストをご紹介したいと思います。
目次
80年代のニューウェイブバンドをボサノバアレンジ!
ヌーヴェル・ヴァーグ(Nouvelle Vague)はフランスの音楽プロジェクト。 1980年代のポスト・パンクやニュー・ウェイヴの名曲をボサノバ風にアレンジする作風が特色。
※Wikipediaより引用
ヌーヴェル・ヴァーグ (音楽プロジェクト) - Wikipedia
Nouvelle Vagueはフランスを中心に活動を行なっている、ボサノバアーティストです。このアーティストの面白い所が、80年代のニューウェイブバンドの曲をボサノバアレンジにしているという点です。
昔流行った名曲をボサノバアレンジにすることで、原曲とはまた違った魅力を引き出しているのがポイントです。
Nouvelle Vague
Nouvelle Vague [12 inch Analog]
- アーティスト:Nouvelle Vague
- 発売日: 2017/03/10
- メディア: LP Record
Nouvelle Vagueはこれまでに様々なアルバムをリリースしていますが、その中でもおすすめなのがこの1作目の『Nouvelle Vague』です。このアルバムでは、有名なアーティストの曲が収録されているので比較的聴きやすい方なのかなと感じております。
『Love Will Tear Us Apart』
Joy Divisionからの一曲です。原曲ではシンセサイザーとドラムによるリズミカルな作風ですが、こちらではスローテンポなアレンジとなっております。
それにしても、ボサノバにすると全く違う曲に聴こえるから不思議です。
Joy Divisionについてはこちらもご参考下さい。
『In A Mannar Of Speeking』
Tuxedomoonからの一曲です。
Nouvelle Vagueのアレンジの中で一番人気の曲です。僕がこの1作目が好きな理由として、2作目以降のアルバムでは比較的明るい曲が多いのに対して、1作目は暗めの曲が多い点ですね。
暗い曲調にボサノバアレンジ、最高にエモいです。
この曲はまさにその最高峰と呼べるでしょう。
『Guns Of Brixton』
The Clashからの一曲です。原曲では、レゲエの要素が多いリズミカルな曲ですが、こちらのアレンジでは哀愁の漂うものとなっております。
ボーカルの低音ボイスが渋くてたまりませんね。最後の方の口笛がいい味を出しています。
『making plan for nigel』
XTCからの一曲です。
XTCの曲は結構捻くれた曲調のものが多く、この曲もまさにその例に漏れないのですが、こちらは美しいアレンジへと昇華されております(原曲が悪いわけではありませんが…)。
バックで流れるストリングスとギターの音が幻想的です。
こういう曲は雨の日に読書でもしながらbgmとして聴きたくなります。
XTCについてはこちらもご参考下さい。
こういう曲は雨の日に読書でもしながらbgmとして聴きたくなります。
そんな訳で、今回はボサノバ×ニューウェイブバンドのご紹介でした!