Richie Cole『West Side Story』
こんにちは。
サックス吹きを自称しておきながらサックスのことにあまり触れていなかったので、今回はジャズサックスをご紹介したいと思います。といっても僕はジャズ吹きではありませんが…
Richie Coleとは
ニュージャージー州トレントン生まれ。
別名Richard Cole。
ペンシルバニア州ニューホープの音楽院でフィル・ウッズに師事。バークリー音楽院卒業後、パディ・リッチのバンドに在籍。’73年ライオネス・ハンプトン楽団のソロイストとなる。’74年自己のグループ、アルト・マッドネスで活動。チャーリー・パーカーのスタイルを継承しながら独自のエンターテイメントを展開。代表作は「ハリウッド・マッドネス」「ピュア・イマジネイション」。
※下記サイト様より引用
リッチー コールとは - コトバンク
先ほど申し上げた通り、僕はジャズ吹きではないのでRichie Coleについては70年代から活躍してるアルトサックス吹きのオヤジくらいのイメージしかありません。正直言ってニワカもいい所です。それでも、時たまジャズを聴きかじる傍で"これいいな"と思ったアルバムがありましたので、紹介したいと思った次第でございます。
- アーティスト:リッチー・コール
- 出版社/メーカー: ヴィーナスレコード
- 発売日: 2010/12/15
- メディア: CD
さて、今回ご紹介するのは『West Side Story』というミュージカル『ウエストサイド物語』のジャズアレンジになります。
Something's Coming
ウエストサイド物語の冒頭部分ですね。アルバムでは基本的にミュージカルのストーリー通りに沿って進むので、原作を知っていればどの場面かイメージしやすいかもしれません。
この曲は元々、アメリカ人の作曲家が書いたものなので、ジャズとの親和性は高い方だと思いますが、結構印象が変わりますね。でもかなり面白いです。
Maria
このアレンジクッソかっこいいですね!
元々歌の曲ということもあって、サックスとの組み合わせは非常にマッチしていると思います。
それにしても元々の曲も中々エモいですが、ジャズアレンジにすることでよりエモさが強調されているような気がします。
てかこれ僕もやりたい笑
Tonight
これも名曲ですね。
「マンボ!」でテンポが速くなるのがミソです。Richie Coleはアドリブのテクニックが凄まじく、聴いてて「これどうやってやるんだ?笑」というものばかりです。この曲は特にそうしたものを感じます(中には技巧的すぎてつまらないという意見もあるみたいですが…)
この曲は原曲のイメージを崩しすぎず、それでいてしっかりとジャズしてるのがいいですね。最後が「マンボ」で終わるのもgood。
ジャズ吹きじゃないのであまり語れることはありませんが、今後も良さげなものを見つけたらご紹介したいと思います。