Quarteto Jobim Morelenbaum 『ジョビンに捧ぐ』を聴いてみた!
ご無沙汰しております。
ここ最近の外出自粛で、店などにも中々行けない状態が続いております。そんなこんなで家にいると段々しんどくなってくる、ということで何かリラックス出来る曲はないかと探しています。
今回はその中で見つけたボサノバアルバムをご紹介したいと思います。
今回はかなり正統派なボサノバアーティストです。以前ご紹介したnouvelle vagueは、80年代のニューウェイブバンドをアレンジしているというちょっと特殊なものでしたからね。そんな本アルバムですが、タイトルにもある通りAntônio Carlos Jobimの曲でアルバムが構成されております。中にはかなり有名な曲もあるので、喫茶店などで一度耳にした方もいらっしゃるかもしれません。
Água de Beber
"おいしい水"という邦題をもつ一曲です(ほんとはおいしいではないようなのですが…)。歌詞はポルトガル語で書かれているので、ちょっと聴き慣れないような感じがしますね。
水というのは愛を意味しているらしく、水が生きていくのに必要なのと同じくらい愛が大事であるということが歌われております。
Ela é Carioca
"彼女はカリオカ"という意味の一曲です。カリオカというのはリオデジャネイロ市民を意味する言葉です。この曲ではそんな都会っ子の女性への憧れが歌われております。
Desafinado
言わずと知れた有名な一曲です。タイトルは"音はずれ"という意味です。穏やかな曲調ですが、歌詞の内容は音痴と言われてものすごくお怒りの女性の心情が綴られております。
そんな内容ながら、どこか上品な雰囲気のあるのがボサノバの良いところです。
今回はかなり王道なボサノバアルバムをご紹介してみました。個人的にこのアーティストのアレンジはかなりクオリティが高いと感じており、繰り返しで聴いてます。
またこんな感じのアルバムを見つけたらご紹介したいと思います。